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INTERVIEWインタビュー
ネイロ株式会社 代表取締役社長 Tak Hirai

四半世紀にわたってゲーム開発に取り組んできたトップが率いるクリエイティブ集団

日本が本来もつ発想力のすばらしさをわれわれのタイトルで証明します

ネイロ株式会社 代表取締役社長 Tak Hirai

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ネイロ=音彩。ネイロ株式会社の社名には、「音をはじめとして、あらゆる細部までこだわった彩りあるタイトルを創造する」という想いが込められている。そんな同社を率いるのが、四半世紀にわたってゲーム開発に携わってきたHirai氏だ。同氏に、会社の特徴や起業したきっかけ、今後のビジョンなどを聞いた

※下記はTech通信Vol06(2017年10月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

クリエイティブとビジネス そのバランスを重視

―ゲームの開発を手がける会社が数あるなか、ネイロの強みはなんでしょう。

 あらゆる側面からコンテンツクオリティを追求し、アーケード、コンシューマ、スマートフォンで開発をしています。アーケードでは最先端のCPU/GPUを使用し、UI設計というハードウェアの面からも遊びを提供できます。設計や技術面はもちろん、世界観やグラフィック、サウンドなどの細部までクリエイティブにこだわっています。

 開発にこだわりすぎると自己満足になり、ユーザー目線を重視しすぎると、過去にあったようなタイトルになってしまう。どれだけ優れたモノをつくっても、売れなければ意味がありません。一方、チャレンジ精神をなくしては、モノづくりの意味がない。クリエイティブとビジネスのバランスを重視し、新しいタイトルを創造するよう心がけています。

 当社は開発だけでなく、ビジネススキーム提案からプロジェクトを発足し、ワンストップでゲーム開発することが可能です。この規模のデベロッパーで、受託だけでないゲーム開発ができるのは当社ならではと自負しています。

―どんなゲームを開発しているのですか。

 プラットフォームやジャンルを選ばないゲーム開発に取り組んでいます。スマホ向けにリリースされた作品をアーケードゲームならではのリアクション体感と臨場感ある3Dモデルのリアルタイムダンスの表現をくわえた『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ~after school ACTIVITY~』や、オリジナル作品の『PlayStation®Vita』向けの『orgarhythm(オルガリズム)』などがあります。音楽ゲームと戦略ゲームをかけあわせたゲームで、文化庁メディア芸術祭の推薦作に選ばれました。スマホ向けには、MMORPG(※)の『Klee(クレー)~月ノ雫舞う街より~』をリリース。スマホでMMORPGと複数人のMOアクションができるゲームは珍しく、200万ダウンロードを突破しています。

※ MMORPG:Massively Multiplayer Online Role-Playing Game(マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロールプレイング・ゲーム)の略。多人数が同時参加できる、オンライン型RPG のこと

©2013 プロジェクトラブライブ! ©SQUARE ENIX CO., LTD. ©KLabGames ©bushiroad All Rights Reserved.

―起業のきっかけを教えてください。

 ゲーム業界を席巻していた日本がこの10年間で海外からかなり引き離されたことに危機感をもったからです。

 海外デベロッパーは、優れたタイトルを多くつくっていますが、日本は「ビジネスライクに売上を意識したタイトルづくりに偏っている傾向にある」と感じます。理解できますが、シリーズものとソーシャルゲームばかりでは、日本のゲームクリエイティブは衰退してしまう。本来日本人は、新しいゲームを生み出す❝発想力❞がある。それを証明するためにも、「クリエイティブなゲームを創造しつつ、海外デベロッパーの開発力に負けない企業を立ち上げよう」と創業しました。

ユーザーを意識しつついかに愛情を込められるか

―どんなエンジニアならネイロで活躍できるでしょう。

 自己満足な技術の追求ではなく、ユーザーに楽しんでもらうことを考えてアウトプットできるエンジニアですね。技術を極めるのは大事ですが、その先にユーザーがいることを意識したうえで、愛情を込めてつくってほしいですね。

 エンジニアに限った話ではないですが、自分の意見をいえる方を歓迎します。当社は「すべての人の声に耳を傾けてみんなで作品づくりをしていくこと」を大切にしています。新卒や中途、年齢や社歴に関係なく、発言してもらいたいと考えています。

―開発環境で特徴的なところはありますか。

 天井の高さが3m20cm、机の横幅は1m80cmと空間を確保しているので、開放感があり、全セクションのメンバーが社内にいるので、いつでも気軽に相談できます。また、書籍やゲーム、映画鑑賞、美術館、博物館、テーマパークの入場料、サークル活動費なども補助しています。これは、全メンバーが積極的に使っています(笑)。

―今後のビジョンを教えてください。

 クリエイティブに優れた新しいゲーム開発を行いつつ、それ以外のさまざまなコンテンツづくりにも取り組んでいきます。 ひとつは絵本事業。これはすでに中国の出版社から引きあいがあります。もうひとつが、ローカルSNS『PIAZZA』への出資およびアドバイザーの取り組み。これまでのゲーム開発経験が組みあわさることで、まったく新しい価値になるシナジーも多く、異業種にもゲームビジネスにも新しい価値を見出して提供していく予定です。

 僕の好きな言葉は「今日までの非常識は明日の常識」。世界を視野に、つねに新しいプロダクトを生み出していきたいですね。

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