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INTERVIEWインタビュー
細かい要求や相談にも必ず結果を出す頼りになる存在でした
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※下記はTech通信Vol.04(2016年5月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

ERP導入支援でお客さまのV字回復を実現

―まずは、ERP導入を決めた背景を教えてください。

Nagai ISIさんのERP導入を決めたのは、2011年。リーマン・ショックによる影響で、当社の主力である電気設備事業が市況の悪化に直面している時期でした。売上も3割減り、高コスト体質の弊害が随所に噴出していました。

Shima 具体的にいうと、会社の基幹業務である販売、管理、生産の情報が個別にシステム化されていました。その結果、情報が一元化されることなく、全体として大きなムダが発生。そこで業績の回復には「まず、情報の一元化が必要」とトップが判断。ISIさんに相談したわけです。

―プロジェクトはどのように進められたのですか。

Toyokawa 当社と内外電機さんの主要メンバーにより、最初のワーキンググループが設置されたのが2012年10月。どのように運用するか、導入にあたっての社員教育の進め方、カスタマイズの仕様など、総勢30人が本格運用までの2年間、連日遅くまで議論。試行錯誤を重ねました。

 私の場合、入社後1年目で初めて配属されたのがこの重要なプロジェクトでしたので、毎日強い刺激を受け、本当に良い経験になりました。

―ERP導入の効果を教えてください。

Shima 一言でいえば、3~4割の業務効率化が図れた感覚です。業務効率化の影響は数字にも表れており、経常利益で2倍以上、粗利益、営業利益も2倍へV字回復しました。市況回復の影響もありますが、過去の状態であれば、市況を数字に反映させることはムリだったはずです。

Nagai かつては営業が生産の状況をまったく把握しておらず、受注してから個別に生産現場にかけ合っていました。結果、ある月は130%の稼働率で残業をしておきながら、次の月は稼働率80%で設備が遊んでいることもありました。全体最適からほど遠い状況だったのです。

 しかしいまでは、社員みんながERP導入効果を実感しています。営業は受注までにリアルタイムに近い生産状況を把握できる。そして生産部門は納期の問題やムダな残業コストを発生させずに、効率的な生産計画を立てられています。

業界には珍しいISIの社風がお客さまとの自然な関係を醸成

―導入にあたり、ISIとしてとくに配慮した点はどこでしょう。

Toyokawa ERP導入にあたっての基本スタンスは、会社の業務の進め方をできるだけERPの標準に合わせてもらい、カスタマイズは極力行わないことです。一方、ビルの電気設備をメインにあつかっている内外電機さんの場合、製品カタログはありながらも、実際の製品設計や生産は事実上、一品一品がオーダーメイド。さらに出荷や流通の形態も独特であり、それをどのようにERPの標準業務に落とし込めるのか、関係各部門のヒアリングを綿密に行いました。現場の業務を十分に理解したうえでなければ、より良い業務変革の提案もできませんので、そこはもっとも苦労したポイントでした。

―顧客の立場で、パートナーとしてのISIへの評価はいかがですか。

Shima ISIさんとは社内システムを一緒につくり上げている感覚が終始ありましたね。議論の最初から、マーブル模様のようにうまく両社の主張や考え方がとけ込んでいた。これはITシステム業界では珍しいことだと思います。ITシステム導入の場合、「うちにはこうしたノウハウがあるから、おたくもこうしなさい」というベンダー優位のパターンか、「うちの要求はこうだから、こうしろ」というユーザー優位のパターン、いずれかにおちいりがちです。

Nagai それに若手を早くから現場に出すのも、ISIさん独特の社風でしょうね。客先での不始末を恐れ、通常は新人をあまり外に出したくないもの。そこを恐れず、新人を客先に出す。結果、かつては新人だったToyokawaさんが、いまではこうしてプロジェクトを一緒に振り返る立場に。細かい要求にも親身に対応してもらい、相談したことには必ず結果を出してくれた。最後は本当に頼りになる存在でした。

新しい重要任務も1年目の若手が担当

―若手にもチャンスが多いようですね。

Emura はい。たしかに、当社には若手が「やりたい」といったことを積極的にやらせてくれる風土があります。いま私が担当しているマーケティングは社長の前田が個人的に担ってきた業務で、社内の正式業務ではなかった仕事です。ブログを通じて各種の導入事例を紹介することで、当社の製品やソリューションの知名度を向上させるのが仕事内容です。この重要な業務を1年目の私が担当しているのですから、当社の風土がわかってもらえるでしょう。

―今回の導入プロジェクトでの経験を今後どのように活かしたいですか。

Toyokawa ERP導入にまつわる一連の業務フローやお客さまの業務内容を学べたことで、新しく携わるプロジェクトのイメージがつかみやすくなりました。ここで得た知識は将来の大きな財産です。

Emura  マーケティング業務で紹介したさまざまな事例のなかでも、とくに内外電機さんの事例は大型案件だったので、学ぶ内容も豊富でした。ここで学んだ知識が、本職であるエンジニアの仕事にもきっと活かせると思います。これからの現場デビューが待ち遠しいです。

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アイ・エス・アイソフトウェアー 代表取締役 Takeaki Maeda(まえだ たけあき)プロフィール

1973年、愛知県生まれ。同志社大学在学中からコンピュータグラフィックスに興味をもちつつも、パソコンは未経験。働きながらコンピュータをきわめようとフリーターを経て1998年3月、25歳で株式会社アイ・エス・アイソフトウェアーに入社。プログラマーからスタートし、エンジニア、ITコンサルタントとして活躍。ソリューション事業部長、執行役員などを経て、2015年3月に代表取締役に就任。

アイ・エス・アイソフトウェアー ソリューション事業部 ERPソリューション部 Kazumasa Toyokawa(とよかわ かずまさ)プロフィール

1985年、大阪府生まれ。2010年、関西大学卒業後、株式会社アイ・エス・アイソフトウェアー入社。入社1年目から内外電機株式会社へのERP導入プロジェクトに参画。2年におよぶ大型プロジェクトを間近で学び、貴重な現場経験を踏む。

アイ・エス・アイソフトウェアー ソリューション事業部 ERPソリューション部 Natsumi Emura(えむら なつみ)プロフィール

1992年、和歌山県生まれ。2015年、同志社女子大学卒業後、株式会社ア
イ・エス・アイソフトウェアー入社。入社1年目でありながら、エンジニア兼マーケティング担当として、製品・ソリューション情報をブログで発信。会社の知名度向上に貢献している。

内外電機 事業本部 統括部 部長 Yoshiaki Nagai(ながい よしあき)プロフィール

社内最大規模の部隊である営業部門を統括する立場として、ERP導入プロジェクトに参画。現場の反発を抑えながら、会社の形を変えるほどの業務変革を成功させる。

内外電機 販売統括部 販売管理課 課長代理 Eiji Shima(しま えいじ)プロフィール

ERP導入プロジェクトの実質的な現場責任者であり、業績V字回復を成し遂げた影の立役者。過去にSEの経験もあり、ITシステムやIT業界に対する造詣は深い。

企業情報

設立 1983年7月
資本金 3,300万円
売上高 15億6,000万円
従業員数 160名
事業内容 各種ITサービス(システムの設計開発および販売業務、Web関連、ITインフラのコンサルおよび指導)
URL http://www.isi-grp.co.jp/

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