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INTERVIEWインタビュー
株式会社FAIR NEXT INNOVATION 代表取締役社長 Manabu Yokoyama

独自ビジネスを展開する「エンタメベンチャー」が求めるエンジニア像

目先の言語や業態にとらわれず、顧客満足を見すえた開発を目指してほしい

株式会社FAIR NEXT INNOVATION 代表取締役社長 Manabu Yokoyama

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「リアルイベント×IT」で、独自のビジネスを展開しているFAIR NEXT INNOVATION。近年は、SESや受託開発、自社開発など幅広くITサービスを提供している。同社代表のYokoyama氏は、「重要なのは、システム開発を目的にするのではなく、システム開発を通じて付加価値が高いビジネスを生み出すこと」と話す。FAIR NEXT INNOVATIONはどのようなビジネスを展開しており、どのようなエンジニアを求めているのか。Yokoyama氏に、詳細を聞いた。

リアルイベントの運営経験から、自社システムを開発

―事業内容を教えてください。

 「IT事業」「ITS事業」「SP事業」の3事業をメインに手がけています。IT事業では、技術を求めているクライアントに対し、SESでエンジニアを提供。官公庁や保険会社の管理システムやエンタメ系のアプリ開発など、幅広い領域の業務を取り扱っています。また、ITS事業では、受託開発および自社開発。SP事業では、リアルイベントの企画・運営を行っています。

―ITを手がける会社は多いですが、FAIR NEXT INNOVATIONの強みはなんですか。

 IT専業ではなく、リアルイベントも手がけていることですね。イベントの企画・運営を通じて、「こうしたシステムがあればいいな」という発想から自社開発を行っているのです。たとえば、オーディション用Web投票システム『Ranking Master』。有名イベントに出たいモデルや歌手に対して、Web投票で応援する仕組みです。こちらは、『関西コレクション』や『RIZIN』などで活用されています。また、Webを介してタレントからの特典が得られるくじ専門メディア『くじライブ』も提供。タレントに関連するくじを引き、限定イベントや本人に直接電話できるといった特典を得られるというもの。こちらは、有名アイドルグループで活用されています。これらは、Webで新たな集客を図ったり、イベントの特色を出したりするために生まれました。

―「システムありき」ではないんですね。

 ええ。すでに仕様が決まっている案件も当然受けますが、機会があれば「こうしたシステムのほうがより使いやすいのでは」と提案することも。我々は、システム開発が目的ではなく、システム開発を通じて付加価値が高いビジネスを生み出すことを目的としているのです。

言語はあくまで、アウトプットするための手段

―そうした事業を展開するうえで、どのようなエンジニアを求めているのでしょう。

 先ほど言った、「システム開発を通じて新たなビジネスを生み出す」ことに共感してもらえるエンジニアですね。重要なのは、アウトプットを通じてお客さまに喜んでもらうこと。だからこそ、技術だけに目を向けてほしくないのです。最近、面接を通じて感じるのは「RubyやPythonを使ったシステム開発がやりたい」といったエンジニアが多いこと。RubyやPythonは比較的人気が高い言語ですし、習得したい気持ちは理解できます。ただ、言語はあくまでもアウトプットするための手段にすぎません。仕様が決まっていない限り、お客さまはどんな言語が使われているかなんて、極論どうでもいいわけです。

―アウトプットでこそ評価されると。

 そのとおりです。それは、開発を手がける業態も同様です。「SESではなく自社開発を手がけたい」というエンジニアも多いのですが、案件はなにも自社開発だけではありません。エンジニアのみなさんには、目の前の技術や業態よりも、その先にある「顧客満足の追求」に目を向けてほしいのです。高い顧客満足を生み出すエンジニアこそが評価されるのであり、自身のキャリアとなるのです。

―エンジニアがFAIR NEXT INNOVATIONで働くメリットはなんでしょう。

 当社では、高い顧客満足を追求し、売上につなげたエンジニアをしっかり評価します。通常の会社であれば、入社当初の給与がベースになり、半年ごとに見直して評価されれば5,000円アップといった評価になるでしょう。一方、当社は入社後の成果を見て判断。そのため、半年で月給が16万円アップした事例もあります。

目指すべきは、選ばれるエンジニア

―エンジニアとして成長したいと考えている若者にメッセージをお願いします。

 選ばれるエンジニアになりたいのであれば、やはり、「どうすれば顧客満足につながるか」を見すえたシステム開発を行ってほしいですね。そのため、言語や開発業態にこだわるのではなく、「ECシステムを手がけたい」「エンタメのアプリをつくりたい」といったアウトプットの視点で仕事を選ぶべきです。そのほうが、自身の扱える仕事の幅が広がりますから。

 また一方で、当社にて一定の評価を得られれば、「自社開発を行いたい」といった希望を叶えられるチャンスはあります。その際は、アウトプット重視のため、どのような言語やツールを用いてもかまいません。ただ、まずは顧客満足につながるようなシステム開発能力を磨くことで、選ばれるエンジニアを目指してほしいですね。

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