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INTERVIEWインタビュー
ミクシィ XFLAG スタジオ XFLAG事業本部 ゲーム開発室 室長 / モンスト事業本部 開発室 室長 Tatsuma Murase

世界中から支持をえているゲームアプリの開発スピリットとは

ユーザー目線をもつのは当然 それを超えて驚かせる施策が大事です

ミクシィ XFLAG スタジオ XFLAG事業本部 ゲーム開発室 室長 / モンスト事業本部 開発室 室長 Tatsuma Murase

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世界累計利用者数4,000万人を超える『モンスターストライク』(以下、『モンスト』)。リリースから4年を迎える現在も、順調にユーザー数を増やしている。『モンスト』開発のトップを担当している村瀬氏に、ジョインしたきっかけや運営で重視している点、活躍しているエンジニア像などを聞いた。

※下記はTech通信Vol.06(2017年11月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

セクショナリズムにおちいらず一丸となって開発に取り組む

―『モンスト』にかかわるようになった経緯を教えてください。

 『モンスト』がリリースされた、約2週間後にジョインしました。それまでは別の部署にいたのですが、「『モンスト』のユーザー数が伸び始めてきたので、その対応をしてほしい」と会社からいわれまして。とりあえず現場をみてみたら、当時20名弱の部署のなかで、数名のエンジニアが本当にあわただしい状態で働いていたんです。

 もともと『モンスト』は、「とにかく世に出して、ユーザーの反応をみながら改善・開発を行っていこう」というスタンスだったのですが、予想を超えた成長に早くも現場が悲鳴を上げ始めていた。「これはいろいろ改善していかないともたないな」と思い、メンバーとコミュニケーションを図りながら改善に着手していったのです。―具体的になにを行ったのでしょう。

 取り急ぎ急務だったのは、データベースの負荷を分散させること。単純に分散させるといっても、コードの改修など難易度が高い。そこでひとまず、SNS『mixi』の大規模なオンプレミスにデータを全部移行。それから高スペックのマシーンを使い、データベースを8分割にしていきました。もともと『mixi』でデータベースを分散したノウハウがあったので、負荷を改善する手法はわかっていました。ただ、大きな改善のうえに、安全かつスピーディに実行しつつ、開発も同時進行しなければならないというのが大変でしたね。

 サービスをとめることなく、できるところから順次改善していく。それを現在も繰り返し行っているといった感じですね。

―リリースから現在にいたるまで、心がけてきたことはありますか。

 「ユーザーサプライズファースト」の視点をもつことです。ユーザー目線をもつことはもちろん、さらにユーザーを驚かせるような施策を行っていく。これは、全メンバーがつねに主眼においていることです。

 また、「同じ視点をもったメンバーで一丸となってつくろう」という意識は、リリースから変わらずもっています。ひとつの機能にかんしても、エンジニア、デザイナー、企画、マーケティング担当者が集まり「どうやって楽しんでもらえるか」をみんなで話しあって決める。「決してセクショナリズムにおちいらない」という文化が根づいているのが、当社の強みだと思います。

やりたい事業があればその日に異動してもOK

―どういったエンジニアが『モンスト』で活躍しているのでしょう。

 「ユーザーサプライズファースト」の視点をもつのはもちろん、大胆な変化に対応できるエンジニアですね。小さい改善や機能追加をしているだけでは大きな成長は望めませんし、ユーザーに驚きを与えることはできませんから。データベースの分散だってそう。リスクを恐れず大きな改善を行ったからこそ、サービスの成長スピードに対応でき、いまの『モンスト』があるのです。

 それは技術面でも同じです。もともと『mixi』はPerlで開発していましたが、『モンスト』はRuby。さらに今年5月にリリースした『Fight League』はElixirと、まったく違う言語を採用しています。基盤技術ありきではなく、新しい企画に最適な技術を選ぶ。当社には、そうした変化に対応できるエンジニアがそろっています。

 あとは「サービス愛」をもっていること。新しいガチャやイベントが始まったら、社内でみんなワイワイいいながらプレイしていますよ(笑)。

―独自の開発環境はありますか。

 すべて内製ではなく、外部のスペシャリストと協業して開発するのが当社の特徴ですね。たとえば、昔からゲームづくりにかかわってきたプロのエンジニアと、SNSなどコミュニケーションにこだわってきた当社のエンジニアでは、スキルやゲームの見方も異なります。そうした文化の違うエンジニア同士が触れあうことで、新しい刺激や知識をえられるのです。

 また、XFLAG スタジオ内では、一定の条件はありますが、「この事業にかかわりたい」と思ったら当日でも異動が可能です。もちろん、周りに迷惑をかけないのが前提ですが(笑)。またミクシィ本体にもMCC(Mixi Career Challenge)という制度があり、上長に気をつかうことなく異動できます。なので、つねに新しい環境で働ける仕組みが整っていますね。

―今後の目標を教えてください。

 『モンスト』はまだまだ伸びているサービスなので、引き続き新しい驚きをユーザーに与え続けていきたいですね。

 また、当社はゲーム会社ではなく、エンターテインメントの会社です。ゲームだけにこだわらず、「エンタメ×新しい技術」で、ユーザー同士がワイワイできるような新しいモノを生み出していきたいですね。

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Tatsuma Murase(むらせ たつま)プロフィール

1985年、神奈川県生まれ。高校卒業後、ゲームの専門学校に半年在籍するも「早く働きたい」という想いから、2005年に株式会社イー・マーキュリー(現:株式会社ミクシィ)に入社。ソーシャル・ネットワーキング・サービス『mixi』の開発に携わる。2009年に1度退職し、ゲーム会社の役員や京都のゲーム会社でエンジニアなどを経験。2013年に株式会社ミクシィに復帰し、別部署を経て『モンスターストライク』の開発部署に異動する。現在は『モンスターストライク』の開発トップとして事業全体のマネジメントのほか、複数の事業を兼任している。

企業情報

設立 1999年6月
資本金 96億9,800万円(2017年3月末現在)
従業員数 646名(連結:正社員のみ/2017年3月末現在)
事業内容 ソーシャル・ネットワーキング・サービス『mixi』、ひっぱりハンティングRPG『モンスターストライク』の運営など
URL https://mixi.co.jp/

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